ガラスの違いを知っておきましょう!

2025年5月12日(月)

こんにちは LIXILリフォームショップ
ホームウェル熊谷です

今年で一区切りがつくと言われています
国が行っている窓特化の大型補助金『窓リノベ』ですが
実はガラスには様々な効果性能があるので是非知ってください!

様々あるガラスの種類

ガラスの種類は厚み等も踏まえると本当にたくさんありますが
先ずは大まかに区分分けされるガラスの紹介です

・単板ガラス


今ではほとんど新築では見なくなりました単板ガラスです。
それでも1990年代~2000年代の住宅でも使用されていました。
機能性としては現在の住宅基準と比べると劣る為
夏は暑くて冬は寒いため窓際はくつろげない空間になっていたと思います。
それでも未だに残っている単板ガラスのメリットですが
ガラスが割れたとしても交換が容易に出来ること
窓自体の重さが軽いことです。

それでも今の住宅基準には適合していない為
メーカー完成品サッシからは殆ど単板ガラスは無くなっています。

・複層ガラス

昨今の住宅基準では建売住宅でも複層ガラスになっています。
ガラスを2枚使用してその間に空気層を設けるため
単板ガラスよりも様々な面で性能が上がっていますが
デメリットとしては単板ガラスの逆で
割れてしまってもメーカーに複層ガラスを作ってもらわないといけなく
ガラス構造が2枚になるので重さも単純倍になります。
それらを踏まえてもメリットの方が多いのが複層ガラスです。
ガラスとガラスの間に層がある為
室外からの暑さや寒さの侵入を和らげてくれます。
またニュースを賑わせている犯罪についても割られるガラスが
1枚ではなく2枚になるので侵入を遅らせる事が出来ますし
割る時間が増えれば増えるほど気付かれるリスクも増え
防犯対策としても効果のあるガラスです。

実は複層ガラスと言っても2種類ありまして
一般複層ガラスとLow-E複層ガラスの2つが存在します。
窓リノベ補助金の対象となっているのはLow-E複層ガラスが主になります。

一般複層ガラスはガラスとガラスの組み合わせですが
Low-E複層ガラスは内側に金属膜がある為
仮に割られても飛散しにくいなどの効果もあります。
金属膜がある事で熱線を外へ反射させるので暑さ寒さを更に通しにくくしており
冷暖房の効果も非常に上げてくれます。

・トリプルガラス

最後に紹介するのはトリプル(三重)ガラスです。

ガラス構造が3枚になり内側外側両方に金属膜が付くので
断熱性能が非常にアップします。
日本でも海外輸入住宅ですとトリプルガラスが使用されていますし
ホームウェル熊谷のお客様でも出入り(開け閉め)を多くする箇所は
サッシを丸々入れ替えてトリプルガラスを選んで頂いたお客様もいます。
断熱効果は実感でもの凄い違うそうですが
自分も持った感想はやはり物凄く重いので
単板ガラスだった方がトリプルガラスを入れると
窓を開け閉めする際に動かす重さにビックリすると思います。
余談ですが自分は複層ガラスの窓(掃出しサイズ横90㎝×縦220㎝)サイズなら
一人でも持ち上げて搬入等まで出来ますが
同サイズのトリプルガラスは少し持ち上げる程度が限界です。

サッシの構造上、レールの上をタイヤが転がるので
サッシの重さ=動かしの重さにはなりませんが
それでも重くはなりますのでデメリットとして捉えた方がいいです。

どのガラスを選ぶべき?

リフォーム業界は窓断熱が大いに盛況ですが
どのガラスがいいかは人それぞれ異なりますが
先ずはLow-Eガラス以上を選んでください。
窓単独の入替はLow-E複層ガラス(※細かな条件は除く)からですが
内窓設置は一般複層ガラスからでも対象にはなっています。
しかし一般複層ガラスは補助額が大幅に減ってしまったので
Low-E複層ガラスを選んだほうが補助金還元でお得に工事が出来ます。

またガラスには複層ガラスなら『〇ーA〇ー〇』
トリプルガラスなら『〇ーA〇ー〇ーA〇ー〇』と刻印されます。
これはガラスの厚みと層の厚みがすぐに分かる情報で
これらを基準に熱還流率がはじき出されて
国の方が製品を審査して補助金対象を決めています。

ガラスの種類ももちろんそうですが
その箇所での困りごとや重視するポイントでも
ガラス選定や窓種選定が変わってきます。
全ての想定を上げていくとキリがなくなるので
ご相談は是非【ホームウェル熊谷】までご連絡頂ければ
お客様のお困りごとをお聞きした上でご相談させて頂きます。

□まとめ

ガラス1つとっても様々なガラスがあります。
国が推進している窓の補助金は
住宅の断熱効果を高めることで冷暖房効率を上げ
脱炭素などの環境問題への取り組み推進になっています。

熊谷市は過去全国観測史上最高温度を出すなどし
『暑いぞ熊谷』と出てしまうほどでしたが
夏は暑いだけでなく、冬は冬で寒いなど住生活に不便があると思います。

断熱対策で困っている方はぜひリフォームを考えてみてください。
自分が困っていることを国が補助しお得に出来るのは残り僅かです。
最低限での検討も補助金でグレードアップなどできるので
興味のある方はホームウェル熊谷までお電話ください。

 

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