居室や廊下の床に悩まれている方必見!お悩み解決のお手伝いになります。

2021年12月10日(金)

こんにちは LIXILリフォームショップ
ホームウェル熊谷です。

よくある事例ですが住宅は築年数がどんどんと経過すると
歪みが出てきたりしていろんなところの使い勝手が悪くなってきます。
今回は誰しもが毎日のように通り利用しているフローリング床についてお話をします。

□意外と多い?床フローリング材

実はフローリングといっても様々な種類があります。
今回はLIXIL製品の床を例として挙げていきます。
先ずは色合いでのグレード差があります。
大まかな性能等の差はないのですが表面のデザインが違います。
本当に極端な説明にはなりますが単色の床フローリングと
木目のようなグラデーションのある床フローリングの違いになります。

次に機能の違いでも数種類に分けられます。
LIXILの場合は通常の床材に加えて水廻りにも使える耐水フロアと
マンションなどで使用される防音フロアがあります。
また厚みの薄いリフォーム用床や左右の組み合わせで使用するヘリンボーン調なども。

最後に床材の厚みや幅の違いです。
通常の床材は1810㎜×303㎜で厚み12㎜の物がほとんどです、が
防音フロアや無垢材フロア、他メーカーのヘリンボーン床などは
一般的な床材の寸法とは異なります。
そしてそれらの製品はどれも一般的サイズよりも小さくなるので
施工の張り手間が少し増えてしまうので注意と覚悟をしましょう。

□床材購入時の注意点について

購入される方に知って頂きたい注意点が御座います。
この注意点はホームセンターを参考にしながらご説明いたします。
先ずはホームセンターもさまざまな店舗がありますが
資材館コーナーで床材がほぼ必ずと言っていいほど置いてありますね。
ホームセンターは価格も安いうえに1枚単位で購入することが出来るので
DIYでちょこっとやる場合など非常に有効利用できます。
ただし1枚単位での販売は殆どが在庫品になります。
ホームセンターなどは大きな物流倉庫を持っており倉庫に在庫を保管します。
在庫を持つため製品種類に限りが出てしまう点があります。
それに対して私たちリフォーム店は在庫をほとんど持ちません。
製品一つ一つはお客様からご依頼頂き発注納品します。
その為仕入れはケース単位になってしまうのでピッタリの枚数で発注が不可となります。
しかし在庫品で保管をしないので傷物が無くキレイな床材を使用できます。
そして一番のメリットとしては価格帯やデザインなどお客様の
好きなデザイン・メーカーでの発注取り寄せが可能になります。

□床リフォームの工事方法

最後にリフォームで出来る工事方法についてです。
工事方法は大きく分けて重ね張り張替えになります。
トータルコストを抑えられるのが重ね張りになります。
既存の床の上に新規床を重ねて張るので
既存床下地+既存床+新規床の3重張りになるので
強度は十分に増すことが出来ますし解体費と処分費が発生しないのも利点です。
しかし古い住宅だと床下地がない根太に直張りをしている可能性があったり
既存の建具ドアが干渉してドアが開かなくなってしまうこともあります。
重ね張りを検討する方は施工箇所に干渉する建具ドアの高さをしっかりと確認しておきましょう。

続いては張替えになりますが張替えは解体費と解体した床の処分費が発生します。
その代わり床断熱材も交換出来たりするのがメリットにはなります。
床解体をするため建具交換なども必要なく出来ますが
既存床の厚みが解体してみないとわからない為
既存床が15㎜で新規床が12㎜の場合
追加での3㎜下地材と施工費が掛かってしまう恐れもあります。
床張替えの場合は見積もり金額=予算での考えは危ないので
見積もり金額<予算でみておくのが一番安全です。

□まとめ

今回は床のリフォームについてお話しさせて頂きました。
床のリフォームに関してはどちらをとってもメリットがあります。
お客様にとって一番良い工事を選んでいただくのに役立てばと思います。